cat (Builtin)†[edit]
tac [ファイル名]Enter
指定したファイルの行を、すべて逆cat->tacにする。
head (Builtin)†[edit]
- 指定したファイルの先頭headを出力
# head [option file]
オプション | 意味 | 説明 |
-c n | character | 先頭から n バイトを出力 |
-n n | number | 先頭から n 行を出力 |
tail (Builtin)†[edit]
- 指定したファイルの末尾 (tail) を出力
# tail [option file]
オプション | 意味 | 説明 |
-c n | character | 末尾から n バイトを出力 |
-n n | number | 末尾から n 行を出力 |
-f | fresh | 表示を更新しつづける |
cut (Builtin)†[edit]
- 指定したファイルの各行から、特定の部位を切り取る (cut)
# cut [option file]
- option
オプション | 意味 | 説明 |
-b n | byte | n バイト目を出力 |
-c n | character | n 文字目を出力 (現在は -b と同じ) |
-f n | field | n フィールド目を出力 |
-d n | delim | -f オプションを使用する際の区切り文字 (デフォルトはタブ) スペスを区切り文字にする場合は -d' ' と指定するが、連続したスペースを一つの区切り文字として認識することは出来ない |
- n の前のスペースは省略可能
- n は 2-5、-5、1,2,5 といった指定も可能
- ただし、2,1,5 といった指定をしても順番は入れ替わらない
- 指定したファイルを、8 進数 (octal) で出力 (dump)
# od [option file]
オプション | 意味 | 説明 |
-t [形式] | type | 出力形式を指定する (デフォルトは o) |
形式 | 意味 | 説明 |
a | ascii | ASCII コード ("sp"、"ht"、"nl") |
c | character | ASCII コードとエスケープ文字 (" "、"\t"、"\n") |
o | oct | 8 進数 |
x | hexa | 16 進数 |
sort (Builtin)†[edit]
- データをソートして出力する。
# sort [option] [file]
- option
オプション | 意味 | 説明 |
-f | | アルファベット小文字を大文字としてソートする |
-n | number | 数字順にソートする |
-r | reverse | 逆順で出力する |
-o file | output | 結果をファイルに出力する |
uniq (Builtin)†[edit]
- 同一行をマージして出力する。
# uniq [option]
- option
オプション | 意味 | 説明 |
-c | Count | マージした同一行をカウントし、数字とともに出力する |
-i | Ignore case | 大文字、小文字を無視する |
fmt (Builtin)†[edit]
- 指定したファイルの改行を削除した上で、改行を入れなおし整形 (format)
# fmt [option file]
- option
オプション | 意味 | 説明 |
-u | uni | 連続したスペースを 1 つにする |
-w | width | 1 行の幅 (デフォルトは 75 桁) |
- 指定したファイルを、印刷 (print) 用に整形
# pr [option file]
- option
オプション | 意味 | 説明 |
-d | | 行間に空行を入れる |
-h n | header | ヘッダーのファイル名を n に変更する |
-l n | line | 1 ページの行数を指定する (デフォルトは 66 行) |
-o n | | 左側を n 文字分空ける |
split (Builtin)†[edit]
- 指定したファイルのタブを、スペースに戻す。
expand [option] file
- option
オプション | 意味 | 説明 |
-t [x] | tab | タブtab幅を指定する (デフォルトは 8 桁) |
-i | initial | 行頭だけを戻す |
join (Builtin)†[edit]
ex)
$ cat file1
1 aaa
2 bbb
3 ccc
$ cat file2
xxx 1
yyy 2
zzz 3
$ join -1 1 -2 2 file1 file2
1 aaa xxx
2 bbb yyy
3 ccc zzz
paste (Builtin)†[edit]
paste [オプション] ファイル名1 [ファイル名2...]↵
- 指定された1以上のファイルの、各行を区切って貼り合せるpaste。
オプション | 説明 |
-d'[x]' | 区切り文字を指定する (デフォルトはタブ) |
-s | 各ファイルの改行を区切り文字にする |
- 指定したファイルの各行に、行番号 (number of line) をつける。
nl option file
- option
オプション | 意味 | 説明 |
-h [形式] | header | 「\:\:\:」から始まる、ヘッダーにつける行番号の形式を指定 (デフォルトはn) |
-b [形式] | body | 「\:\:」から始まる、本文につける行番号の形式を指定 (デフォルトはt) |
-f [形式] | footer | 「\:」から始まる、フッターにつける行番号の形式を指定 (デフォルトはn) |
形式 | | 説明 |
a | all | すべての行に、行番号をつける |
t | | 空行以外の行に、行番号をつける |
n | none | 行番号をつけない |
p[y] | | y で指定した正規表現と一致する行に、行番号をつける |
wc (Builtin)†[edit]
wc [オプション] [ファイル名]Enter
指定したファイルの、文字数・単語数・行数を計算word countする。
オプション 説明
- c 文字character数だけ
- l 行line数だけ
- w 単語word数だけ
tr (Builtin)†[edit]
tr [オプション] [検索文字] [置換文字]
標準入力を、指定した形式で置換を行う。
a-zなども指定出来るが検索文字と置換文字を同数にする。
オプション 説明
- d 検索文字と一致するものを削除delete
- s 検索文字が連続して見つかった時、置換文字1字に置換
ex) file 中の「abc」を「ABC」に置換する。
# cat file
abcdefg
# cat file | tr a-z A-Z
ABCDEFG
sed (Builtin)†[edit]
- 指定したファイル (stream) に、指定したコマンドで行毎に編集 (editor)
- 編集結果は標準出力に出力される
grep (Builtin)†[edit]
ex) コメント行以外を出力 (# で始まる行以外を出力)
# grep -v ^# httpd.conf
awk (Builtin)†[edit]
# awk [option] command file
オプション | 意味 | 説明 |
-Fstr | | カラムを指定する(デフォルトはスペース) |
ex)
# awk '{print $2}' file
diff (Builtin)†[edit]
# diff [option]org-file new-file
- org-file
- new-file
- 新ファイルのファイル名
- いずれも - にすると標準入力から読み込む
- 異ディレクトリの同一ファイル名を比較する場合は、新ファイルのファイル名は省略できる
- ディレクトリ名を指定した場合は、ディレクトリ内の全ファイルを比較する
オプション | 意味 | 説明 |
-c | context | コンテキスト形式 変更行の前後の行も出力する (デフォルトは 3 行) |
-C num | context | コンテキスト形式 出力させる変更行の前後の行数を指定する |
-u | unified | ユニファイド形式 |
-b | | 空白、タブの数の違いを無視 |
-i | Ignore case】 | 大文字、小文字の違いを無視 |
-B | ignore Blank lines | 空行の有無を無視 |
-y | | 横に並べて表示 |
-Wnum | width | -y を付けたときの横幅 |
-r | recursive | ディレクトリ比較の場合、再帰的にファイルを探す |
標準形式
出力結果 | 意味 | 説明 |
| | 元ファイルの行番号 |
a | added | 追加部分 |
d | deleted | 削除部分 |
c | changed | 変更部分 |
| 追加行 |
| 削除行 |
コンテキスト形式
出力結果 | 意味 | 説明 |
*** | | 元ファイルの行番号 |
--- | | 新ファイルの行番号 |
+ | | 追加行 |
- | | 削除行 |
! | | 変更行 |
# echo strings | tee [option] file
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