#amazon(xxxxx)
#adsense(728x90)
IP アドレスベース†[edit]
Caller ID for E-mail†[edit]
- Microsoft が開発した送信ドメイン認証技術
SPF [Sender Policy Framework]†[edit]
- DNS サーバに登録された SPF レコードにより送信元 SMTP サーバの認証を行う技術
- DNS サーバには MX レコードに加えて、SPF レコード、もしくは TXT レコードを登録する
- SPF レコードも TXT レコードも記述方法は同じ
- 両方登録されている場合、SPF レコードが優先される
- SPF レコードには正しい送信元 SMTP サーバの IP アドレスを記述する
- SPF が有効化された SMTP サーバがメールを受信すると、Envelope From の SPF レコードを元に SMTP サーバの正当性をチェックする
- チェック結果を Authentication-Results ヘッダとして付与する
DNS の登録内容†[edit]
domain-part. IN MX 10 smtp-server.
domain-part. IN TXT "v=version pretype:value..."
pre | spf= | 説明 |
+ | pass | 当該ドメインの SMTP サーバとして認める (省略可能) |
- | fail | 当該ドメインの SMTP サーバとして認めない |
~ | softfail | 当該ドメインの SMTP サーバとして認めないが、認証に失敗する可能性がある (= 破棄しないことが望ましい) |
? | neutral | ドメイン認証情報を登録しない |
type:value | 説明 |
ip4:ip-addr | 送信元 SMTP サーバの IPv4 アドレスとマッチングする |
ip6ip-addr | 送信元 SMTP サーバの IPv6 アドレスとマッチングする |
a:hostname | 送信元 SMTP サーバの IP アドレスと、A レコードをマッチングする |
mx | 送信元 SMTP サーバの IP アドレスと、MX レコードに登録されたホストの A レコードをマッチングする (最大 10 MX ホストまで) |
- メールでは一切使用しないドメインの場合
yamikuro.com. IN TXT "v=spf1 -all"
- 特定の SMTP サーバから送信される場合
yamikuro.com. IN TXT "v=spf1 +ip4:27.120.109.62 -all"
- 別のドメインを参照する場合
yamikuro.com. IN TXT "v=spf1 include:spf.yamikuro.com -all"
spf IN TXT "v=spf1 +ip4:27.120.109.62 ~all"
Sender ID†[edit]
- Caller ID for E-mail と SPF を統合した技術
- SPF が Envelope from をチェックするのに対し、Sender ID では PRA をチェックする
- PRA [Purported Responsible Address]
- メールヘッダのドメインのこと
- Sender ID では Resent-sender, Resent-from, Sender, From の順でチェックされる
DNS の登録内容†[edit]
DomainKeys†[edit]
IIM [Identified Internet Mail]†[edit]
- Cisco Systems が開発した送信ドメイン認証技術
- 署名に利用した公開鍵
- 公開鍵の正当性を鍵サーバに問い合わせる
DKIM [DomainKeys Identified Mail]†[edit]
- ディーキム
- DomainKeys と IIM を統合し、双方の短所を補ったもの
ドメイン管理者による制御†[edit]
DMARC [Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance]†[edit]
- 送信ドメイン認証技術による認証に失敗した場合の扱いを定めたもの
- ドメイン管理者は DMARC に参加しているメールサーバから、認証失敗のレポートを受け取る事が出来る
- ドメイン管理者は認証状況を把握することが出来るため、より厳しいポリシーを適用するための判断材料とすることが出来る
- レポートは XML 形式で記載されており、ZIP 圧縮され添付ファイルで送付される
- ドメイン管理者は DMARC に参加しているメールサーバに対して、認証に失敗したメールの扱いを指定する事が出来る
- ドメイン管理者は認証に失敗したメールを破棄させる事が出来るため、自ドメインをスパム メールに利用される事がなくなる
- SPF、DKIM の両方を使用する必要がある
#adsense(728x90)